女性フュージョン・バンド、Musesの1stアルバム - Muses

◆ Muses - Muses


またまた新しいバンドを見つけた。女性4人によるフュージョン・バンド、Musesの1stアルバム。タワレコのオンラインショップでたまたま見つけ、試聴してみたら結構良かったので、買うことにしたのだ。

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バンドのメンバーは、Rie a.k.a. Suzaku(guitar)、深井麻梨恵(keyboards)、芹田ジュナ(bass)、佐藤 奏(drums)だ。僕は彼女たちのことは全然知らなかったので、公式サイトをチェックしてみたら、Muses結成以前からさまざまな活動をしてきているようで、特に、ギターのRie a.k.a. Suzakuは2010年に1stアルバムを発表して以来14枚のCDを発表してきているようだ。

アルバムに収録されている曲は、彼女ら自身によるオリジナルで、全体を通して聴いてみて、親しみやすいメロディーで、つい体を動かしてしまいたくなるような、軽快で明るいサウンドが特徴だ。メンバー各人の演奏テクニックのクオリティも高く、なかなか良い内容に仕上がっていると思う。

日本のジャズ/フュージョン界は、女性ピアニストやサックス奏者の層は大変厚くなってきているが、女性だけのバンドにはなかなかお目にかかれなかったので(過去に一時的に結成されたバンドはあったような記憶があるが…)、確かなテクニックを持つ彼女らに魅せられてしまった。
新時代の音楽の女神降臨というキャッチフレーズにあるように、ギリシャ神話の主神ゼウスの娘で詩・音楽など芸術を司る9人の女神であるムーサ(英語ではミューズ:Muse、複数形はMuses。これは音楽:musicの語源にもなっている)から名をとった(のかな?)彼女らに今後も目が離せないし、ライブにも行ってみたいと思う。

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