"サイエンス"の記事一覧

一様な重力の中の運動:空気抵抗がある場合の落下運動(2)

前回のブログでは、速度に比例する空気抵抗を受ける場合の落下運動の概略について書いてた。 ここからは具体的に見ていってみよう。 まずは、空気抵抗がない場合で、2000m の高さから落下してくる雨粒の落下速度を考えてみる。 この場合、y=(1/2)gt2 から、地上に到達するまでの時間は \begin{align} t=\sq…
コメント:0

続きを読むread more

一様な重力の中の運動:空気抵抗がある場合の落下運動(1)

ちょっと前に重力以外の外力がない場合の自由落下について書いたが、今回は空気抵抗がある場合の落下運動について書いてみようと思う。 空気抵抗は物体の速度があまり大きくない場合は速度に比例するので、空気抵抗は kv と表される。ここで、v は物体の速度、k は比例定数。この場合の質量 m の物体の運動方程式は鉛直下向きに z 軸をと…
コメント:0

続きを読むread more

一様な重力の中の運動:巨大真空室中での自由落下 - ガリレオは正しかった

X(旧Twitter)で興味深い動画を見た。 それは、英国の物理学者ブライアン・コックス(Brian Cox)が、英BBCのドキュメンタリー番組『Human Universe』の一編で、NASAの世界最大の真空室を訪れたときに行われた実験の様子を収めたものだ。その実験とは、真空中の一様な重力場で、二つの物体(ボウリングのボール…
コメント:0

続きを読むread more

夜空に浮かぶ3つの三日月

ネットのニュースをチェックしていたら、面白い画像を見つけた。 それは夜空に浮かぶ3つの三日月を写した画像だ。これは、米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)によって開発され、1997年に打ち上げられた土星探査機カッシーニが捉えた土星の3つの衛星の画像だ。カッシーニ自体は2017年9月15日に土星の大気圏に突入して運用を終了した…
コメント:0

続きを読むread more

爆発から35年後、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた超新星「SN 1987A」の現在の姿

久々に超新星の話題を。 今から36年前の1987年2月23日、地球から16万8000光年の距離にある大マゼラン雲(Large Magellanic Cloud [1])で超新星が発見された。発見したのは南米チリのラス・カンパナス天文台(Las Campanas Observatory: LCO)で観測を行なっていた、カナダのトロン…
コメント:0

続きを読むread more

常温常圧超伝導は本物なのか?

ちょっと前から韓国の研究チームが発表した「常温・常圧で超伝導を実現する物質」について、メディアを賑わせている。 発表したのは韓国・高麗大学の量子エネルギー研究センターの研究チームで、問題の物質は「LK-99」と呼ばれる鉛アパタイトをわずかに変更した六方晶系の物質 Pb10-xCux(PO4)6O (0.9 < x < …
コメント:0

続きを読むread more

「音楽する」は脳に効く? - 音楽と脳のすごい関係

ちょっと前に買って最近読み終わった本だ。これは楽器を演奏する僕にとって、とても興味深い内容の本だ。それは、 『「音楽する」は脳に効く - 弾く・聴く・歌うで一生アタマは進化する』 という本で、音楽が脳にどのような影響を及ぼし、音楽をどう活かせるのかを、医師をはじめ、弁護士、音楽評論家、ピアニスト、ヴァイオリン製作者、広報・PRコ…
コメント:0

続きを読むread more

宇宙最初期の銀河が予想以上に多く見つかる。従来説見直しか?

ネットの記事を検索していたら、興味深い記事に出くわした。それは、 「宇宙最初期の銀河、発見が予想以上に 従来説見直しか」 という記事だ(元ネタはナショナルグラフィックの記事)。 2021年12月にNASAによって打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope、JWST:ハ…
コメント:0

続きを読むread more

影響力のある物理学論文の共著者になったネコ - その名は F.D.C.ウィラード

ちょっと前に面白い記事を見つけて、ここ何日か関連記事をいくつか読んでいる(記事自体は2014年から2016年にかけて書かれたものだが)。その記事とは、「影響力のある物理学論文の共著者になったをネコ」に関する記事だ。 物理の論文自体はもっと古く、1975年11月24日にアメリカ物理学会によって発行された学術誌”Physical Re…
コメント:0

続きを読むread more